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人格者ほど謙虚である

実るほど頭を垂れる稲穂かな
とてもいい言葉ですよね。そして実感するばかりのことわざです。


でも、少し考えてみましょう。稲穂に実が詰まってくるのは秋です。秋になってやっと頭が垂れるのであって、春の時の苗はまだまだひ弱でいつ飛ばされてもおかしくない。


季節を通して、順調に育つ苗もあれば、自然に勝てなくてうまく育たないことや害虫の被害にあう場合もあるます。




立派な稲穂になるまでは、周りの人がお世話をすることで立派になるのです。決して一人では何事もできないという意味だと私は思うのです。


若い時には、やんちゃをしたりすることもあるでしょう。周りに助けられ、見守られ、そして大きくなり頭が重くなるので頭が垂れるのです。



周りの言葉をしっかりと受け止めたり、記憶しておくことが必要になるわけです。「あぁ〜そういえばあの人がいってたな〜」親になって初めて分かることがあったりします。


自分の行動はミラーになって帰ってくるということでもあります。いつ何時帰ってくるかは誰もわかりませんし、それを期待してもいけないとも思うのです。



私がある会社を後輩に譲った時にこんな話をしました。その後輩は、車を運転するといつも温厚な性格なのに突然、豹変するのです。そして、会社を譲る条件として私はある約束をしてくれとお願いしました。


彼はフリーランスで働いていたので、組織という枠の中で働いた経験がありませんでした。なので、つながりや柵はあまり関係がなかったのです。



絶対に運転中にもめないこと! これを約束して欲しいと言いました。絶対に約束できるかを確認をしました。後輩も理解してくれてこれを承諾して会社を譲ったのです。


いまでも元気に会社を運営して、子供も生まれ家も新築で建て幸せそうに暮らしています。そんな状態を私はFacebookで微笑ましく見ています。



数年後、彼とあった時にあの時約束した理由がわかりました。と言われたのです。会社をやる上で必要なことを約束するのかな〜 などいろいろと考えたようでしたが、あまりにも関係のないことだったので、彼はびっくりしたと内心を語ってくれたのです。


いままでフリーランスで働いている時は、仕事を受けるのは限定されており、それだけてある程度の仕事量だったので、新規の案件は全く必要がなかったのです。



しかしいざ会社を運営していくことになれば、いつ何時お客様になるか分からないのが商売です。車の運転中にいざこざを起こし、そのいざこざを起こした本人が明日お客様になる場合がゼロではありません。


つながりで仕事を受けることがなかったので、これからは違うということをつながりやクチコミが大切になってくるということを後輩に教えるためにそんな約束をしました。


よく覚えていませんが、今年で7年を向かえているはずです。


周りからよく思われたいという気持ちは誰にでもあると思います。だからと言って思っていないことを言うのは、苗の害虫と同じなのです。厳しいことを言わなければならない時だってあります。



苗が枯れないようにある程度の対策は周りでもできます。大きな実をつけて頭を垂れるようになるには、苗自身の頑張りが不可欠なのです。


10年を迎えた時には、ささやかなお祝いをしようと思っています。



あと3年私も頑張らないとです!

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